今年度の白山地区空き家マッチングツアーは、昨年度の物件に加えて新たに3件の空き家がラインナップに加わり、参加者にとってもスタッフにとっても“広がり”を感じる一日となった。
現地に到着した参加者からは、最初の物件を見た瞬間に驚きの声が上がった。
「こんなにきれいな空き家があるとは思わなかった」
そんな言葉が自然と漏れ、物件の状態の良さがツアー全体の期待感を一気に高めていった。
当日は、テレビ放送を見て急きょ参加を決めた人もおり、情報発信の効果が目に見える形で現れた。
さらに、昨年度のツアーをきっかけに移住した方が友人を誘って参加するなど、空き家との出会いが“人のつながり”を生み、移住への関心を広げていることも実感できた。
現場では、しらやまバスターズのスタッフが明るく楽しそうに運営しており、地域全体が空き家活用に前向きに取り組んでいる姿勢が印象的だった。
参加者との会話も自然に生まれ、温かく、活気のあるツアーの雰囲気が終始続いた。
◆ スタッフ反省会で出た声 ― 参加者のリアルな感想が見える時間
ツアー終了後の反省会では、参加者から寄せられた声をもとに、次につながる気づきが共有された。
白山のプレゼンが見られなかったことを惜しむ声がある一方で、物件そのものの魅力は強く伝わっていた。
「白山の家が想像以上に大きくて驚いた」
「自由に見学できる雰囲気が良かったけれど、どこまで見ていいのか迷う場面もあった」
そんな率直な感想が並んだ。
また、地域の人が主体となって運営している点に好感を持つ参加者も多く、
「行政主導ではなく、地域や民間が動いているのが新鮮だった」
という声が印象的だった。
SNSや県の広報番組を通じて参加を知った人もおり、情報発信の工夫が届いていることも確認できた。
「準備は大変だったと思うが、丁寧な対応に感謝している」
という温かい言葉も寄せられた。
一方で、参加者のバックグラウンドが事前に共有されていれば、もっと交流が深まったのではないかという意見もあり、次回に向けた改善点として挙がった。
物件の所有者が語る“家への思い”が心に残ったという声も多く、
「誰かに住んでほしいという気持ちが伝わってきた」
「持ち主の愛着が感じられた」
といった感想が続いた。
初めてツアーに参加した人からは、 「雰囲気が良く、弁当も美味しくて満足」 「空き家に関する情報に自然と目が向くようになった」 という前向きな変化も聞かれた。
そして最後に、 「楽しいツアーだった。今後も参加したい」 という言葉が、今回の取り組みの成果を象徴していた。
◆ まとめ ― 空き家が“地域の未来”をつなぐ場に
今年度のツアーは、物件の魅力だけでなく、
・情報発信の効果
・移住者からの紹介
・地域主体の運営
・所有者の思い
・参加者同士の自然な交流
こうした要素が重なり合い、白山地区の空き家活用が確実に前へ進んでいることを感じさせる一日となった。
空き家は、ただの建物ではなく、
人と人をつなぎ、地域の未来を形づくる“きっかけ”
そのことを改めて実感できるツアーだった。








