空き家に関する意志決定の緊急度を診断するサイトです。
どうする?空き家について
「どうする空き家」というウェブサイトのお話しを少ししようと思っています。これは検索していただくと分かるのですが、これは一体何かといいますと空き家に関する意思決定の緊急度を診断するというものです。
そもそもなぜこのようなものを作ったかといいますと、所有者の方というのは家を相続したとすると、「行く末を今決めないといけないのか」「もう少し先でもいいのか」という判断がつかない。1番最悪なのが「まだ売れるだろう、大丈夫だろう」と思い込んでいて「よし、手放そう」という時に、もうどうにもならない売れない、貸すこともできない。
残るのは何かというと、解体するしかないというような位置づけになるのが1番不幸な形ですので、もっと早い段階から決断のタイミングを計ってくださいというのですが、緊急度がよくわからない。早くした方がいいのだろうけれども、今すぐやらないといけないのか、もう少し先でもいいのか。もっというと、今すぐやってくださいという話も無きにしも非ず。
でもこれは計りようがないのです。指標がないですので。我々も所有者の方に早期決断頑張っていきましょうという話をするのですが、1番最初のネックがこれです。今やらないといけないのか、そうでないのかというところになりますので、その判断をするためにこのウェブサイトを作りました。
あんまり質問が多いと途中で嫌になってしまうこともあります。非常に簡易的にそして身近な問題として項目を選びました。質問としては6つほどです。6つの質問に「はい」か「いいえ」で答えるだけで出来るというような仕組みを作りました。これは国交省の利活用モデル事業というものがあるのですが、こちらの方で制作を致しました。
質問が6つありますが、すごく簡単なものです。見ていただければ分かりますが1番最初の質問が「あなたは空き家を所有していますか?」というような質問です。仮にこの質問に「はい」と答えますと次は「空き家は3年以上空いていますか?」という質問。次は管理の質問です。「あなたの空き家は月1回以上管理されていますか?」と。4番目の質問は「そのお家の中には家財道具は多いほうですか?少ないほうですか?」という質問です。多い場合は「はい」少ない場合は「いいえ」となります。これは主観的な問題ですので、自分の主観で選んでいただくしかないのです。うちの中は物が多いなとか、片付けをしたから少ないなという感覚で選んでいただいています。質問5番目は「家族で空き家のことを話し合っていますか?」というものです。もちろん家族でなくても近所の方でもいいですし、自分の身近な人と空き家のことについて、これからについて話をされていますか?これに対して「はい」「いいえ」です。これは例えば話題にも上がらないし話し合っていないという話であれば「いいえ」となります。次に出てくるのは最後の質問です。「空き家の行く末は決まっていますか?」という話です。例えば、売る、買う、貸す、自分のところで使うなど、ともかく何も考えていない結論が出ていないというところではなくて、決まっているか決まっていないか。例えば決まっていないという話であれば「いいえ」となってくると、診断レベルは100%という数字が出てきます。つまり今すぐ決めた方がいいという指標が出てきます。
ウェブサイトの診断の後にはアドバイスもきちんと出ていますので、このあたりもしっかり見ていただいて、こうしないといけないのか、ああしないといけないのかとなった時に次のステップは自治体の方に相談していただくというのが1番身近ないい方法だと思いますので、そのウェブサイトの1番下のほうには「自治体からの連絡を希望しますか?」という入力フォームがあります。これを押していただくと入力していただいた個人情報がふるさぽのほうに連絡がやってきます。このデータをもって空き家の所在地にある自治体の皆さんに連絡をふるさぽからさせていただきます。
自治体の方からあなたの方に連絡をお伝えするというような仕組みづくりを作っていますので、「1歩を踏み出せないな、どうしたらいいかな」という方がいらっしゃっても、まずは診断していただいてその後に連絡先を教えていただくというような流れを取れたらなと思いますので、空き家を持っているがこれからどうしようかなという人にはとても便利なツールになっていますので、誰もが使えるツールとしてウェブサイトにアップしています。ぜひ、ご利用いただければなと思っています。
どうする空き家の効果
【効果】気軽に診断は自治体HPに効果的に働く
【成果】友達がアシスト 決断を促す
#どうする空き家の効果