空き家調査マニュアル

空き家調査マニュアルについて

「空き家調査マニュアル」は冊子になっていまして、当初全国の調査をする自治体の皆さんであったり、まちづくり団体の皆さんであったりに配りました。作ったのは平成27年です。

きっかけは何かといいますと、平成27年度に我々が地元美浜町から空き家実態調査の委託事業を受けまして、その時に非常に困ったことやここ工夫した方がいいですよというものを振り返りの中で残していました。

当時空き家特措法が始まってすぐでしたので、きっと同じように困られる方、初めてやられる方が多いと思ったのと、こういう仕事というのは専門業者よりも地元のNPOやまちづくり団体、もしくは自治体の皆さんがやったほうがデータは活きるのではないかと思いまして、そのお手伝いが出来たらいいなと思いこの冊子を作りました。

大きく分けて7つほどカテゴリーがございます。

1つ目が空き家の情報は誰が持っているのか、どこから調べるのというようなテーマを持って、最初のほうお話しをしています。

次は調査するための7つ道具と心構えというテーマで書きました。このあたりは道具のお話しですので、いくつか見ていただければ分かると思います。特徴的なところでいいますと、この後に我々が開発して販売していくふるさぽマップのお話しもここでしています。

次に空き家の状態はどうやって判定するのかというところ。当時あまり明確な判断基準が無く、点数化するというのは最近ありますが当時はバラバラでどこを見たらいいのか、単純に点数をつけますが主観的に行うと個人差が出てきますので、出来るだけ平均的に誰が判断しても出来るようなものを工夫しいくつか書いてみました。

そして調査した後にもうひと頑張りというところで、調査した後に気をつけておかないとまた後戻りしますよというようなことを書いています。そして調査完了。これは調査した後に所有者の方にきちんと調査した内容を含めて確認を取ることが大事ですよということがここに書かれています。

大事なのは実はここから先で、調査が終わりました。そこからこのデータをどうやって活用していくか、データの利活用の話をしていたり物件そのものの利活用の話しも出てきたりしています。

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