「空き家利活用」停滞の原因はノウハウ不足。
ふるさぽの「空き家マッチングサポート事業」は、全国の自治体を対象にした新しいサービスです。多くの自治体が空き家実態調査を行い、空き家データを取得していますが、データ活用のノウハウ不足によって肝心の「空き家利活用」はなかなか進んでいないのが現状です。「空き家マッチングサポート事業」では、ふるさぽが長年培ってきたノウハウを提供し、多くの自治体が抱える課題の解決をサポートします。
空き家利活用に必要な要素
・真に活用できる「空き家データベース」の構築
・空き家問題に対する官民連携の関係性
・「空き家」「住む人」「地域集落」が関わるバランス
自治体が抱える課題
・調査しただけで運用できない空き家データ
・行政だけでは難しい所有者との関係構築
・実施しても集客できない空き家イベント
・新しく「住む人」を受け入れる集落の体制
・物件としての空き家の流通網の構築
ふるさぽでは、空き家対策の主体は「地域住民」が担い、「行政」は活動を支える立場になることを理想としています。データを取るだけでなく、データを活用して「空き家(所有者)」「住む人」「地域集落」の3つがバランス良く関わることで「空き家利活用」を推進させます。
「空き家調査はした」が「利活用につながらない」。
全国の自治体で起こっているこの問題の解決をサポートします。
サポート内容
1.今ある空き家情報の整理
2.空き家実態調査サポート事業
3.マッチング可能な物件をデータ分析
4.マッチングツアーのサポート
5.特定空き家調査分析サポート
1.今ある空き家情報の整理
多くの自治体では、過去に空き家実態調査を行っています。しかしながら、担当者が変わるなどして、数の把握のみで終わってしまっているという実態が多く見受けられます。所有者へのアンケートもしっかり読み込めれば今後の利活用につなげていくヒントも見つかります。
「空き家マッチングサポート事業」では、過去の空き家調査データを見直して、今後に活かせるデータの拾い上げやデータ分析の比較対象になるように整理をします。
2.空き家実態調査サポート事業
これから実施する空き家実態調査や所有者へのアンケート調査について、過去の情報を鑑みながら、現状ではどんな情報データが必要かを分析して、調査項目やアンケート内容を洗い出します。
実態調査は行政職員で行うことも、地域の方を交えて調査することも可能です。(チーム編成ワークショップなど)
さらに調査したデータやアンケート調査を整理し、データベース化します。
※「ふるさぽ」が直接空き家調査を手がけることができるのは近隣に限ります(福井県内)
3.マッチング可能な物件をデータ分析
データベース化した調査データから、よりマッチング可能な物件を抽出します(※1)。抽出したデータをもとに空き家マッチングへの戦略をたてます。
(※1)全国のマッチング事例とふるさぽでのマッチンク実績を元にした分析システムを利用。(特許申請予定)
4.人が集まる「空き家イベント」の実施
・住民主体の「空き家マッチングツアー」を企画・実施
「空き家マッチングツアー」を行政と地域住民と一緒に行っていきます。チーム編成からツアーの実施、さらには継続的にツアーを開催するための反省会や報告会などのプログラムも用意できます。
・地域興し&ビジネスタイプの空き家流通の仕組みの構築
しっかりと空き家を流通させマッチングの機会を最大化させるため、地域興し色の強い「まちづくり団体」との連携に加えて、ビジネスとしての空き家に注目する「不動産業者」等への情報提供といった仕組みの構築をサポートします。
5.特定空き家調査分析サポート
空き家実態調査をすると、特定空き家として認定せざるを得ない物件もたくさんでてきます。空き家実態調査のデータベースを活用し、特定空き家の選定から助言・指導勧告、最終的には強制代執行がスムーズに行われるための調査や手続きのサポートも行います。
『空き家予備軍』について
今後の空き家問題解決のキーワード『空き家予備軍』とは。