高知県の取り組み

高知県とふるさぽ

私たちの空き家川上活動を知りたいと言う声はたくさんいただき、全国の各地に講演会としてお邪魔することが多くなってきたのは平成後半からでした。その中でもとても印象的だったのは令和元年12月にお邪魔させていただいた高知県で空き家の取り組みを進められている通称KIPと呼ばれている高知家移住促進プロジェクトの定例会でした。

講演会が終了したのちに、目をギラギラとして名刺交換してくれたのが高知県庁の空き家担当者のみなさんでした。講演会で紹介した所有者の早期決断を促す「空き家決断シート」に高知県の未来の可能性を感じたという熱い言葉をいただきました。
だいたいその後連絡ないことが多いのですが、高知県のみなさんは違っていました。その後の令和3年度にあらためて私たち福井に来ていただき予算化に進み、翌年度令和4年度には、空き家対策チームを発足、高知県版の空き家決断シート「空き家のミライ」を作成配布の実施。所有者の方が決断された空き家をしっかり流通にのせることを目的に私たちの主軸のイベント「空き家マッチングツアー」を高知県が主となり令和5年度に実施。県が先頭に立ち各市町村に活動を広げていくというスタイルをふるさぽのノウハウをもとに広げて行ってもらっています。

令和6度には高知県土木部と空き家川上対策の連携協定を結ばせていただき本格的にタッグを組んで県をはじめ市町村さらには集落町内会へと川上対策に進めて行っています。

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