全国初の取組み!
スマホでかんたん診断 空き家所有者の意思決定を促す空き家バンク登録促進サービス「どうする?空き家」を8月より開始
NPO法人ふるさと福井サポートセンター(以下ふるさぽ)は、空き家の行く末の早期決断を促すことを目的とした、所有者の意思決定の緊急度を診断するサイト「どうする?空き家」を令和元年8月に公開した。あわせて所有者の希望により各自治体へのつなぐ仕組みも同時にサービス開始をした。空き家バンクの登録促進サービスとしても大きく期待ができる。所有者の意思決定診断から空き家バンクの登録への促進サービスとしては全国初の取組みとなる。(当団体調べ)
ふるさぽは、平成24年から所有者と住みたい人そして地域をつなげる空き家マッチングを中心に活動を続けている。ここ数年は空き家の所有者に焦点をあてて、空き家の早期流通に活動の中心をおいている。近年の課題として物件の流通には、所有者の早期決断が必要になることが分かってきた。
空き家の老朽化のスピードと所有者の決断のズレが、ミスマッチとして空き家問題を深刻化している。ミスマッチを解消するために、所有者がおかれている現状を知ること、そして行政に相談するという体制を構築することが課題解決する一歩と考え本サイト「どうする?空き家」を公開した。
「どうする?空き家」は、空き家所有者がQRコード等でURLをスマートフォンなどで読み取り、簡易的な6つの質問をYESかNOで進めて行く。質問が終わると意思決定の緊急度が表示され、アドバイスも同時に表示される。希望者には、さらにフォームに名前、住所等の項目を入れて送信すると、ふるさぽ側から空き家の所在する自治体へ情報を提供し、所有者と自治体をつなぐ仕組み。サービス利用料は無料としている。
本サイトの開発及び活用に関する取組は、令和元年度 国土交通省「地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業」に採択され、支援を受けている。
【お問い合わせ】
NPO法人ふるさと福井サポートセンター
福井県三方郡美浜町木野21-4-17
TEL:0770-32-0529