
2018年11月9日(金)、佐賀県基山町の皆さまが福井県美浜町まで視察に足を運んでくださいました。
以前にふるさぽ理事長の北山が、空き家の利活用の事例として佐賀県基山町での取り組み「フューチャーセンター」を視察した際に、基山町議会議員さんとの親交を深め、その後SNS等を通じてふるさぽの活動に関心を持っていただいたことが今回の視察の機会につながりました。
視察概要
【日時】
2018年11月9日(金)9:30~12:00
【視察内容スケジュール】
・NPO 法人ふるさと福井サポートセンター(ふるさぽ)の活動について [なびあす]
・行政と民間協働での空き家対策について [美浜町役場]
・ふるさぽマップの活用について [美浜町役場]
・クリエイターインレジデンスについて [なびあす]
・空き家利活用の事例について [みんなの茶の間836]
【視察メンバー】
・基山町議会厚生産業常任委員会6名
・基山町議会事務局係長1名
[合計7名]
【視察目的】
「行政と民間協働による空家対策の取組状況について」
基山町は佐賀県にあるが、博多にもアクセスが良く現在の空き家率は全国平均を大きく下回る。しかしながら、これから人口減に伴い、空き家問題は深刻化するのは時間の問題だと感じている。
一方で、ボランティアを通じてのまちづくりは現実に存在するが、ふるさぽのように空き家問題のような大きな問題解決を担う団体が少ない。これからくる空き家問題と民間との協業のモデルとなる取り組みの視察を希望されました。
視察後の感想
- やはり人が大事。人を育成する時間がないので、動いてくれるキーマンをどうやって見つけるかが大事だと思った。
- 美浜町は若い人が勢力的に活動しているなぁと思った。見切り発車でもいいから、我が町もそういう動きになるようにしたい。
- 昔、祭りを立ち上げた時の熱い気持ちを思い出した。心意気が人を動かしていくんだなぁと思う。
- 人が一番重要。人が動くか動かないかは熱量が最終的な決め手。今回の視察を行政の方でもどうやっていかしていくかを考えていきたい。
- 人と拠点になる場所があると物事が進む。今の公民館活動では若い人がなかなか動かないので、拠点になる素敵な場所があるということはとてもうらやましい。
- 活動する上で、「限定」という言葉で特別感をだして、人を呼び込むのはとても参考になった。
- 地域の活動をする上で自分が楽しむことが一番大事だと実感した。
視察の様子
ふるさぽより
この度は遠方よりお越しいただきありがとうございました。基山町の今後の取り組みの参考になれば幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
ふるさぽでは、このような視察の受け入れを行っております。同じ課題に向き合い活動している皆さま方の一助になればと考えております。お気軽にお問い合わせください。