クリエイター イン レジデンス

「クリエイター イン レジデンス」は、ふるさぽの地元・福井県美浜町で実施している新しいスタイルの空き家利活用です。

ふるさぽでは、空き家利活用を推進するにあたって様々なアイデアを実践しています。「クリエイター イン レジデンス」もその一つで、私たちの新しい試みです。

一般的には「空き家に住む=移住(定住)」と考えられ、実際に理想型の一つだと考えています。ところが、「定住」には高いハードルがあることも現実です。そんなとき、定住することは難しいが多拠点活動の場としての空き家への関心をもつクリエイターの存在が、「クリエイター イン レジデンス」のヒントとなりました。

魅力的な人に来ていただき、クリエイターならではのソフトを残してもらいたい

「クリエイター イン レジデンス」では、クリエイターにはふるさぽが用意した空き家に住んでいただきます。住居に関わる費用はふるさぽが負担し、地元との交流や美浜での暮らしについての情報提供などのサポートを行います。
クリエイターの方には、クリエイティブ活動をしながら、美浜に暮らす人として地元の人たちとの交流をしていただきます。そうした日々の暮らしの中で感じることを発信していただいたり、クリエイターならではの知恵やアイデアを地域に残していただくことを期待しています。

第一弾クリエイター

2017年6月1日より、ITジャーナリストの佐々木俊尚さんとイラストレーターの松尾たいこさんが多拠点活動のひとつとして美浜で暮らしはじめました。クリエイターならではの視点で美浜での暮らしを発信していただいています。

佐々木俊尚氏ITジャーナリスト
佐々木俊尚氏
兵庫県出身。毎日新聞社、月刊アスキー編集部を経て、2003年に独立し、IT・メディア分野を中心に取材・執筆している。最近では、福井にも拠点を設置し、東京・軽井沢・福井の多拠点生活を送っている。
松尾たいこ氏アーティスト/イラストレーター
松尾たいこ氏
広島県呉市生まれ。第16回「ザ・チョイス」年度賞鈴木成一賞受賞。著作に、江國香織との共著「ふりむく」、角田光代との共著「Presents」「なくしたものたちの国」がある。2014年からは福井にて「千年陶画」プロジェクトスタート。現在、東京・軽井沢・福井の三拠点生活中。