第6回レポート:誰に何を伝えたら良いのか

「移住者の定住ケアと集落の主体性を構築するための空き家ゼロチャレンジ宣言集落サポート事業」
(国交省 令和3年度 住宅市場を活用した空き家対策モデル事業)

第6回レポート

【テーマ】誰に何を伝えたら良いのか
【キーワード】
・地元、集落のみなさんに情報を伝える
・空き家予防365と専門家アドバイス動画
・地元ケーブルテレビ放送の特徴
・大切なのは地域の人へ伝わること

テキスト版

おはようございます。NPO法人ふるさと福井サポートセンター理事長の北山でございます。

今日で6回目のレポートをお伝えしようと思います。今日ね、撮影しているのは9月の30日ですね。もう9月が終わります。事業は順調に動いている状態なんですけれども、広く地元の皆さんに活動を知って頂く事と、今回は集落サポート事業という事なので集落のみなさんに、しっかりと事業が浸透していくような取り組みもひとつ考えていまして、そのひとつとして、昨年ですね空き家予防365というものを、LINE上でコンテンツを作りましてお届けしていました。

現在もしているんですが、このコンテンツを上手いこと使えないかなと思っていて、コンテンツの二次的活用という事で地元のケーブルテレビにこの365を掲載しながら、早期決断、早く空き家の事を考えていかなければいけませんよ。という話をしようと思ったんですけども、色々な事情が重なりまして、まずケーブルテレビに関しては、1週間ずっと同じ動画が流れるわけです、そういう仕組みなので、お願いをすると1週間同じものが流れる。空き家予防365っていうのは、その日その日1日ごとに変わっていきますので、1週間の期間を例えば1週間分流したとしても、タイムリーじゃ、あまりないんですよね。なので見ている側からすると「1週間またかよ」っていう感じになるし「今日じゃないやん」みたいな、タイムリーじゃないっていう所が非常にネックで、これ活用の仕方としては良いのですが、内容がなかなかぴったりこない。っていう風に思いまして、ちょっともう一回考えなければいけないなという所で考え直しました。何かいいネタはないかなと。

大事なのは地域の方に空き家の事をしっかり伝える。という事なので、別に365にこだわる事はないんです。で、色々考えた結果、昨年LINEの取り組みをした中で、もうひとつ専門家アドバイス動画っていうのを撮りました。これは色々な専門家の方々に空き家にについてアドバイス、そして専門家の方が、経験した失敗談だったりとか成功した事例とかというのを、具体的にあげてもらうという所を動画にして配信していたんですね。これは我々のインタビュー形式でやりましたので、そこを抜粋しながらお届けしました。

これはなかなか今見ても、非常におもしろいし、もっと言うと説得力が非常に高い。ので、365よりもこっちの方が良いんじゃないかなと。いう風に思いまして、もう一度改めて動画を見直しました。動画をそのまま載せるのか、もしくは違う形で載せるのか、これはね、もうちょっと考えないと、せっかく作ったのになかなか伝わらないっていうのが一番ダメなので、もうちょっとここは考えてみようかなという風に思っております。

なので、方向性は変わらないですが、中のコンテンツをちょっと変えていこうかなという風に思っている状況です。なので今日伝えるのは、こんな事考えてますという所なので、まだ結果、実際具体的に動くっていう所が難しいのですが、原点に戻って誰に何を伝えたら一番良い効果がでるのか、という所を絞っていったというお話です。

やっぱりね、こういう事業っていうのうは、最初に書いた絵が主になるんですけども、やっぱり途中途中、色々な変化をしながら、これはね一番大事なのが、僕らは思うんですが現場ですね。誰に伝えているかという事、ここを外してしまうと、コンテンツ重視になるので、なんかチグハグになったりして、あらこれ失敗したな。みたいな事になるので、ここを気づいたのは良かったかなという風に個人的には思っております。

また次回7回目の時にはですね、こういう風にできました、こんなんですみたいな事を見せれたらいいなと思っておりますので、またお楽しみにという所でございます。という事で第6回目のレポート以上でございます。ありがとうございました。

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