レポート07(日付:2023/12/04)
令和5年11月18日、19日に、高知県空き家マッチングツアーが開催されました。
今年度高知県から新たに委託事業としてお手伝いさせていただいたものです。
委託内容としては、昨年度は空き家の掘り起こし、今年度は掘り起こした空き家をマッチングという、いわゆる空き家対策の入口と出口を行っているという流れです。
県のねらいとしてはモデル市町村を対象にふるさぽのノウハウをお伝えしてやり方を習得してもらう。次年度以降はモデル市町村を中心に自主的に空き家マッチングツアーを開催という流れのようです。
だから今回の空き家マッチングツアーは県も市町村もはじめての試み。相当な気合いを入れて挑んでくれました。
空き家マッチングツアーの流れは、簡単にいうと、まず空き家を掘り起こす。並行してツアー参加者を募集する。当日バスをつかって巡る。
こんな感じなので、一見ノウハウなんている?って感じですが、やってみた方はわかると思うのですが、これやってみると意外にうまくいかないんです。
イベント自体は進行可能ですが、成果を出すためのポイントがいくつかあるのです。
大事なのは成果を出すというところです。
では、成果とはなにかという話になると、ふるさぽの空き家マッチングの特徴。空き家の所有者、移住希望者、そして地域。これらをつなぐことなのです。
そんなの売買や賃貸が決まってからでもいいじゃないか。特に地域のことはなどとおっしゃる方もいますが、実はもうすでにこのマッチング、空き家掘り起こしからスタートしているわけです。
そういう意味で、今回のツアー成果重視で行いました。
蓋をあけてみたら、さてどうでしょう。
結果をお伝えすると、大成功でした。
行政の方、民間団体の方と移住希望者の方との笑顔あるコミュニケーション。
辿々しいところがまたとても好感が持てた、地域の方の地元説明のお話し。
これぞマッチングツアーでしかできない形、所有者、移住者、地域の方それぞれがしっかり絡み合えたそんなツアーとなりました。
これからアンケート等を基に、次の作戦会議に移っていきますが、高知のみなさんにはふるさぽの空き家マッチングツアーの重要性が理解いただけたかなと思っています。
次の会議がたのしみです。