レポート04(日付:2022/10/24)
今年度、空き家掘り起こしに関してお手伝いさせていただいております、高知県のみなさんの取り組みについてお話しようと思います。
高知県のみなさんとのお付き合いはここ4、5年前よりありまして出会いは講演会。
たまたま高知県のある団体のみなさんからお声がけいただいて、そこで聴講していただいた高知県の職員の方との名刺交換から関係性は、はじまりました。
その当時、私たちの空き家の早期決断というテーマはあまり理解されていませんでした。
所有者の方が、手放すきっかけを早くすることが空き家問題の根本的解決のスタートということなんて考えればすぐにわかることですし、あらためて言うことでもないそんな雰囲気でした。
ただシンプルだからこそ見逃しがちなポイントだということをもっと全国に広めたい、そんな思いをずっともっていて、その気持ちをキャッチしてくれたのが高知県のみなさんでした。
今年度、県の予算もついて本格的に始動!やるといったらふるさぽも全力で応援です。
まずは決断シートの作成。
家族で話し合う、その元となるのがこの決断シート。監修いわゆるプロデュース的な役割で今回入らせていただきました。
ただ念頭に置いてたのは、作って終わりじゃ、お仕事お受けしません。と言う信念でした。
決断シートは、いかにその土地・気質に合わせて活用し、家族で話あっていただくかがポイントです。
どこでも同じように使えるという認識は取っ払っていただき、モデル地区高知県6市町村のみなさんにも汗をかいていただき、現在進行形で動いているという流れです。
そんな中、NHK高知の方で取り組み状況が放送されたという話もあり拝見させていただきました。
それが本当に感動!!
しっかり地域に根付いた使われ方、そしてもっといえば私たちが描いている理想の展開で進んでおられました。
ふるさぽのノウハウが丁寧にわたしたちから県の職員さんや地元地域の職員さん、そこから活動される軸となるメンバー、そして所有者へ決断シートがどんどん人伝いに広がっていく様が放送されていました。
このサイクルが整えば「空き家はあるけど空き家はない」という現象はきっと減っていくでしょう。
みなさんもこの広がり、地元でほしい、そんな気持ちにさせてくれる動画です。
10分程度ありますが見応えは十分あります。
▼こちらがその動画になります。
クリックしてぜひご覧ください